小径グラビアコーター

小径グラビアコーターとは、薄膜塗工専用で小径のグラビアロール、ドクター、液パン、ポンプで構成されグラビアロールを基材の流れ方向とは逆に回転させる事により基材とグラビアロールの間で液溜まりを作りコーティングをする方法である。

特徴

  1. WET1μmの超薄膜塗工が出来る。
  2. 膜厚調整はグラビアロールの周速を変化させる事で1本のグラビアロールで若干の調整が可能。
  3. バックアップロールが無い為、液の裏周りが無い。
  4. 1μm~50μmまでの塗工が出来る。
  • ロールレイアウト

  • デモ機

ロール容積(彫刻の種類)について

斜線型

高粘度で、転移を多くしたいときに利用出来、ドクターブレードを使用することもできます。

Cells/Inch Depth(μ) セル容cm3/m2
35 250 125
42 190 78
53 152 68
60 180 88
70 97 46
80 130 63
83 87 42
90 90 43
100 77 37
115 70 34
120 80 38
130 68 32
150 44 20
165 40 19
180 48 22
200 30 15
230 20 9

ロール容積の精度

容積精度は3%以下を実現しております。