スロットダイコーター

バックアップロール、スロットダイ、タンク、ポンプで構成され塗工液をスロットダイ(金型)を通して供給し基材に直接塗工する方式です。                                  

特徴

  1. 5μm~300μmまでの幅広い塗工が出来る。
  2. 膜厚分布は±3%以下を実現。
  3. 配管系統が大気に接触しない為、液の組成変化が起きにくく、外乱の影響を受けにくい。
  4. ロールの中心を基準にスロットダイを上下に回転させる事が出来る。
  5. ロールの回転振れ精度は3μm以下を実現しております。
  6. 他の塗工方式に比べ、金型を多用する為、高価です。
  • ロールレイアウト

  • デモ機

コーティングパターン及び、膜厚分布精度

  • 連続全幅塗工

  • 全幅間欠塗工

  • ストライプ塗工

  • 間欠ストライプ

間欠塗工(特許取得済)

従来の技術では、塗り始めの盛り上がり、塗り終わりの掠れの問題がありましたが、独自の方法で膜厚分布±2%を実現しました。

スロットダイの設計

流体解析ソフトを用いて、お客様の塗工液にマッチングしたスロットダイを設計しておりますが、設備導入前にはデモ機でのサンプル作成及び、評価が必須です。