ダイレクトグラビアコーター
ダイレクトリバースグラビアコーター

ロール表面に微細加工を施したグラビアロールと基材に液を転移させる為のバックアップロールで構成されグラビアロールの凸部に付着した余分な塗工液をドクターブレードでかき落とし凹部で軽量をして基材に転移させる方法です。塗工厚の調整はグラビアロール表面の彫刻の種類深さにより決定されます。従って塗工膜厚の変更がある場合は彫刻形状の違うグラビアロールを数種類お持ち頂く必要がございます。

特徴

  1. ダイレクトとリバースが兼用出来る。
  2. 膜厚管理はロールの種類を変更する事で行うため、容易である。
  3. 様々な基材に対応が出来る。
  4. 膜厚3μ~50μm(wet)までの塗工が出来る。
  • ロールレイアウト

    ダイレクトグラビアコーター

    ダイレクトリバースグラビアコーター

  • デモ機

対応可能な彫刻 

※下記に記載のない種類でも特注で製作可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

斜線型

高粘度で、転移を多くしたいときに利用出来、ドクターブレードを使用することもできます。

Cells/Inch Depth(μ) セル容積cm3/m2
35 250 124
42 190 94.2
60 180 89
70 114 56.2
70 150 74
80 130 64
90 90 44.2
100 77 37.7
100 60 29.4
120 80 39
130 69 33.6
130 55 26.8
150 55 26.7
150 50 23.5
180 49 22.7
200 35 16.8
230 20 9.5

台形型

主にドクターブレードを使用するコーティングに利用され、ピラミッド型より転移は同じ深さのものと比べて多いです。

Cells/Inch Depth(μ) セル容積cm3/m2
45 125 56
65 120 62
85 95 46
102 61 31
120 64 31
150 49 22
165 39 19
185 52 22
200 39 15
220 31 12

ピラミッド型

主にフレキソ印刷用に使用されるために作られた形で、少量の転移に適しています。

Cells/Inch Depth(μ) セル容積cm3/m2
45 254 78.5
65 104 31
75 98 30
93 88 25
102 74 21
120 53 14.5
150 55 13.5
165 38 8.6
200 29 6

セル容積

容積精度は3%以下を実現しています。